「小暮写真館」宮部みゆき著
最近、数多ある趣味に読書が加わったという かわやんさんが貸してくれた本の一冊。
厚み約5センチ、重い。
開く前はうへっとなるほどの厚み。
私が過去に読んだ宮部みゆきさんの著作はどれも社会派ミステリーなジャンル。かわやんさんがいうには、小暮はもっとほのぼの系らしい。
主人公は高校生だけど学校物ではなかった。
始めはこの主人公の男の子があまり好きになれずにいたけど、読み進むうちに高校生くらいの不器用さや、真っ直ぐさやらを思い出したというか、少しずつストーリーも乗ってきて面白くなりました。
最終的には家族の絆や、家族や友人の心の奥に踏み込む勇気と、踏み込まず見守る気持ち…みたいなテーマ?かな?
宮部みゆきさんは読みやすいですね。
読みやすいけど軽くはない。
かわやんさんから同著「楽園」も借りてるのでこれも楽しみ(^-^)b